■これにともない今3月期の予想純利益を26億円増額し40億円に
名糖産業<2207>(東証プライム)は7月17日、一段高で始まり、取引開始後は2087円(107円高)まで上げて約3週間ぶりに直近の高値を更新し、2008年以来の高値に進んでいる。16日の夕方、保有株式の売却による特別利益33億63百万円の計上と、これにともなう業績予想の修正を発表し、好感買いが先行している。
保有株式の売却は、名糖運輸などの持株会社C&Fロジホールディングス<9099>(東証プライム)に対しSGホールディングス<9143>(東証プライム)がTOB(株式公開買付)を行ったことを受けてTOBに応募したもので、2025年3月期・第2四半期連結会計期間に計上するとした。これにより、25年3月期・通期の親会社株主に帰属する当期純利益を従来予想より26億円増額修正し40億円の見込み(前期比は7億円の損失)に修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)