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シンクレイヤ、Wi-Fi電波で孤独死を防ぐ、不動産管理会社向け見守りサービスの実証実験を実施
- 2024/7/18 07:56
- 新製品&新技術NOW
■カメラ不要でプライバシーとコストを両立、単身世帯の安心安全を守る新技術
シンクレイヤ<1724>(東証スタンダード)は7月17日、単身世帯の孤独死問題解決を目指し、Wi-Fi電波を用いた見守りサービスの実証実験を開始したと発表。ケーブルテレビ富山及びディライトアメニティと協働し、不動産管理会社向けサービス提供を目標にしている。Wi-Fiセンシング技術を活用し、プライバシーやコスト面で優位性のある新たなソリューションの開発を進めている。
2024年3月から6月にかけて約6週間、富山県内の一般単身世帯を対象に実験を実施した。Wi-Fiセンシング用機器を宅内に設置し、検知結果と実際の在室状況を比較検証した結果、高い精度で在室及び不在状況を検知できることが確認された。隣室の状況や電子レンジの動作による誤作動も見られず、期待通りの効果が得られた。
この実験により、Wi-Fiセンシングの有効性が確認されたため、シンクレイヤは本格的な導入に向けて進行している。今後も、不動産管理会社向け見守りサービス提供の実現を目指し、安全・安心で持続的な街づくりに貢献していく方針である。単身世帯の増加と高齢化が進む日本社会において、プライバシーとコストに配慮した新たな見守りソリューションとして、大きな期待が寄せられている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)