綿半HDグループの綿半パートナーズが「一船買い」を7月からスタート、長野県初

■綿半スーパーセンター長池店・権堂店に新潟直江津湾の朝獲れ鮮魚が並ぶ

 綿半ホールディングス(綿半HD)<3199>(東証プライム)グループの綿半パートナーズ(長野県飯田市)は、直江津の漁師との「一船買い」を7月からスタートする。船で獲れた魚をすべて買い取り、7月26日(金)限定で北信店舗の綿半スーパーセンター長池店、同権堂店で販売する。

 通常の地引網漁では、狙っていない魚も捕れ、こうした魚は市場に出しても買い手がつかないことなどから、「未利用魚」と言われている。世界的には魚の需要が上昇しているのにもかかわらず、市場で売れないからと捨てられてしまう未利用魚は社会的に大きな問題となっている。

 傷ついたり、市場では評価されない珍しい魚も、刺身や、総菜にするなど豊富な知識と経験を積んだスタッフが、貴重な水産資源を顧客に提供する。同社では、この活動をSDGsの『海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し持続可能な形で利用する』の考えに位置づけている。

 「一船買い」は漁師にとって「契約した日・契約した時間」に漁に出て安定的な収入を得られると共に、不規則な労働環境からの解放にもつながる取り組みである。漁業に「定時就労定額収入」が結び付けば、漁業に興味のある未来の担い手でもある若者の就労にも期待が持てるようになる。

 『朝まで海で泳いでいた魚が、その日のうちに綿半の売り場に並んでいる』──それを可能にするのが一船買いの圧倒的なスピード感である。一船買いをすることで「配送業者→売り場」までの時間短縮と中間コストのカットを実現。顧客は買得な価格で新鮮な魚が購入できる。

【一船買い実施予定日】
7月26日(金)

【販売店舗】
綿半スーパーセンター長池店
綿半スーパーセンター権堂店
※なお、天候等で変更になる場合もある。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る