北日本紡績が一時ストップ高、メディロムグループとの販売店契約締結と戦略的販売業務提携の協議開始
- 2024/7/19 11:34
- 株式投資ニュース
■ヘルスケア部門での高付加価値商品の販売を強化
北日本紡績<3409>(東証スタンダード)は7月19日、30円高(30.61%高)の128円まで上げて一時ストップ高している。同社は7月18日、メディロムの子会社が開発した世界初の充電不要スマートトラッカー「MOTHER Bracelet」の販売店契約を締結し、メディロムグループとの戦略的販売業務提携の協議を開始したと発表。この製品は、体温と外気の温度差で電力を生成する技術を搭載しており、24時間365日充電不要で使用可能である。
遠隔体調管理システム「REMONY」と連携し、データをリアルタイムで一元管理できる。緊急時にはSOSアラート機能が作動し、即座に状況を通知できる。高齢者の健康管理や在宅介護、運送業界のドライバーの安全管理、さらに自然災害時の避難所生活における体調管理にも活用が期待される。
北日本紡績は、この契約を通じてヘルスケア部門での高付加価値商品の販売を強化する。今後、メディロムグループと共同でマーケットリサーチや製品開発、販売戦略の立案を行う予定。超高齢化社会を迎えた日本において、高齢者や運送業界、地方自治体など様々な分野での健康管理に貢献することを目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)