JR九州は2019年以来の高値に進む、運賃・料金改定の申請を好感、西九州新幹線などは据え置く

銘柄

■「普通旅客運賃は平均14.6%の改定を申請」

 JR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東証プライム)は7月22日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の3904.0円(223.0円高)まで上げ、2019年以来の高値に進んでいる。前取引日・19日付で「運賃・料金改定の申請について」を発表し、好感買いが先行している。普通旅客運賃は平均14.6%の改定を申請し、定期旅客運賃のうち通勤定期は平均30.3%、通学定期は平均16.0%の改定を申請、などとした。

 また、新幹線特急料金については、平均12.4%の改定を申請したとしたが、「九州新幹線:一部の隣接駅間等で自由席をご利用になる場合に適用する特急料金は870円(据置き)とし」、「西九州新幹線:九州新幹線と同じ料金水準で改定の申請を行うものの、2022年9月の開業から間もないことから、ご利用の定着を図るため料金を据え置き」、「在来線特急料金、グリーン料金及び座席指定料金については、改定をおこなわない」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る