■8月期末配当は15円(従来予想比3円増)に
ビックカメラ<3048>(東証プライム)は7月22日、再び上値を追う相場となり、後場寄り後は1760円(47円高)まで一段と強含んで2日ぶりに2018年以来の高値を更新している。7月12日に第3四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表してから上げピッチを強め、断続的に高値を更新中。直近は、さらに全国的な猛暑により夏物家電の売れ行きに拍車がかかる期待も加わっている。
第3四半期決算(2023年9月~24年5月・累計、連結)は、インバウンド売上が予想を上回ったことに加え、携帯キャリアショップ事業が好調に推移し、連結子会社のコジマ<7513>(東証プライム)も好調に推移し、営業利益が前年同期比76.1%増加などと好調だった。これを受け、今期・24年8月期の連結業績予想を全体に増額修正し、連結売上高は従来予想を1.3%上回る見込みに、営業利益は同15.4%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.6%上回る見込みに各々引き上げた。8月期末配当は15円(従来予想比3円増)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)