東洋製罐グループホールディングス、東南アジアの海藻養殖スタートアップSeadlingに出資

■「OPEN UP! PROJECT」を通じて8件目の出資

 東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)は7月22日、持続可能な海藻養殖と海藻機能性原料の開発に注力するシンガポールのスタートアップ企業Seadlingに出資したと発表。これは「OPEN UP! PROJECT」の一環であり、同プロジェクトを通じて出資した案件としては8件目となる。Seadlingは独自の孵化技術や発酵プロセスの開発を通じて、ペットフードやバイオスティミュラントなどに活用可能な高品質の機能性海藻原料を開発している。

 Seadlingは2018年に設立され、東南アジアにおける持続可能な海藻養殖の構築とその利用機会の展開を目指している。今回の出資は、Seadlingがシードラウンドで200万ドルの資金調達を実施する中で行われた。この資金により、製造および養殖能力の拡張、主要人材の採用、製品開発の促進、および地域社会への影響を拡大するコミュニティインパクトプログラムの充実が進められる。

 東洋製罐グループは、これまで容器のイノベーションに挑戦し続けてきた。今後も「OPEN UP! PROJECT」を通じて、持続可能な海洋環境の構築に貢献し、海藻サプライチェーンの構築と用途拡大を目指す。また、社会課題の解決に取り組むことで、より豊かな社会の実現を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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