■6月期末配当は従来予想比5円増の27円の予定と発表済み、さらなる期待が
QBネットHD(キュービーネットホールディングス)<6571>(東証プライム)は7月23日、再び出直りを強める相場となり、午前10時にかけて5%高の1399円(68円高)まで上げ、1週間前につけた戻り高値1438円に迫っている。廉価版の理髪店を展開し、4月から価格改定を行った後も月次動向が堅調なため注目が衰えない様子。また、6月下旬の増配修正と同時に新たな株主還元策を盛り込んだ中期計画を8月に発表する予定と開示。こちらへの期待も根強いようだ。
6月20日、配当予想(期末のみ実施中)の増額修正を発表し、2024年6月期末配当を1株につき従来予想比5円増の27円の予定(前期比7円の増配)とした。同時に、「資本効率の向上と株主の皆様への還元のバランスを考慮した新たな株主還元政策を盛り込んだ中期経営計画を2024年8月に発表する予定」とした。6月決算の発表は8月13日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)