生化学工業が反発、米国で承認申請が受理された新薬候補への期待強く高値に迫る

■腰椎椎間板ヘルニアに伴う下肢痛軽減治療剤『SI-6603』

 生化学工業<4548>(東証プライム)は7月23日、反発相場となり、885円(19円高)まで上げた後も堅調に売買され、約3週間前につけた2022年以来の高値914円に迫っている。今期・2025年3月期の連結業績予想を営業利益9.1倍などとV字急回復の見込みとする上、米国で承認申請が受理された腰椎椎間板ヘルニアに伴う下肢痛軽減治療剤『SI-6603』(一般名:コンドリアーゼ)についても期待の強い相場になっている。

 腰椎椎間板ヘルニアに伴う下肢痛軽減治療剤『SI-6603』(一般名:コンドリアーゼ)の米国での承認申請受理は5月14日に開示した。開示では、「25年3月期連結業績予想への影響はない」としたが、受理されれば中長期的に寄与するだけに注目度は高いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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