リボミック、東大眼科学教室と共同研究契約を締結、眼科疾患治療薬開発に向けアプタマーの薬効を検討

■緑内障や糖尿病網膜症など、主要な眼科疾患をターゲットに

 リボミック<4591>(東証グロース)は7月24日、東京大学医学部眼科学教室(教授=相原一)と共同で、アプタマーの眼科疾患に対する薬効を検討する研究契約を締結したと発表。リボミックは、眼科疾患を臨床開発の重点領域の一つと位置付けており、関連するタンパク質に対するアプタマーを複数所有している。同社はこれらを用いて新たな医薬品開発に取り組んでおり、東大眼科学教室との協力によりその研究をさらに推進する。

 東大眼科学教室は、緑内障や糖尿病網膜症などの主要な眼科疾患に関する基礎研究から臨床研究までの豊富な実績を有している。今回の共同研究契約により、リボミックの所有するアプタマーを用いて、東大眼科学教室が保有する各種評価系での評価が行われることになる。これは、新たな治療標的タンパク質に関する方針の一致によって実現したものである。

 同共同研究は2年間の予定で、リボミックは東大眼科学教室に対して研究費を支払うが、これによる2025年3月期業績への影響は軽微である。リボミックは、今後も眼科疾患の治療薬開発において、大学研究機関との協力を通じてさらなる進展を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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