■4~9月、自動車・建設機械業界向けが欧州で予想を上回る見込みに
イーグル工業<6486>(東証プライム)は7月24日、一段と上げて始まり、取引開始後は11%高の2067円(197円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。23日の15時に業績予想と配当予想の増額修正を発表。第2四半期の連結営業利益は従来予想を59%上回る見込みに見直すなどで好感されている。
4~9月の見通しは、半導体業界向け事業の回復が遅れる見通しだが、自動車・建設機械業界向け事業が欧州において当初予想を上回る見込み。加えて第1四半期において為替差益の計上も見込まれることとなった。25年3月通期の連結営業利益は従来予想を16%上回る見込みとしたが、上期(4~9月)の分をスライドした程度とした印象が強いと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)