サンケン電気が一時ストップ高、子会社株の売却資金を株主還元と中期計画資金ン度に充てるとし期待膨らむ

■売却額は未定だが新たな業績予想も速やかに公表する予定

 サンケン電気<6707>(東証プライム)は7月24日、買い気配で始まった後ストップ高の8897円(1500円高、20%高)で始値をつけ、今年3月5日の年初来高値を一気に更新している。24日早朝、米国の連結子会社アレグロの株式の一部売却を発表、株主還元と中期計画での資金需要、財務体質改善に充てるとしたため好感買いが殺到した。

 売却価額の決定予定日は2024年7月25日、決済完了予定日は、第1回目を7月下旬、第2回目を8月上旬(各予定)のため、売却額は未定だが、「新たな予想値につきましては、算出後に速やかに公表する予定」とし、期待が膨らんでいる。

 発表によると、サンケン電気はアレグロの普通株式98,500,097株(51%)を保有しており、このたびアレグロの発行済株式総数の約20%相当である38,767(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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