ペルセウスプロテオミクスが年初来の高値を更新、「放射性同位体標識抗体」に期待一段と強まる

■昨年の夏秋にかけて大相場を演じたことがあり今回も期待強い様子

 ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は7月24日、続伸一段高となり、14%高の696円(88円高)まで上げて今年1月につけた年初来の高値765円を更新し、後場寄り後も680円台で強い相場を続けている。開発中の「放射性同位体標識抗体『PPMX-T002』」について、その研究成果がドイツで開催される学会の発表演題に採択されたと19日に発表。続いて23日にホームページで開示した「ペルセウス通信」に開発戦略と発表内容についての説明が掲載され、注目が高揚した。

 独自の抗体技術を駆使して新しい抗体医薬品の創薬を目指すバイオベンチャーで、株価はここ3か月ほどで2倍近くに高騰したが、その前、2023年8月から11月にかけては3.5倍の879円まで大相場を演じたことがあり、中期的にはこの高値と21年6月の上場来高値1022円をめざすと展望する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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