オービックは後場一段と上げ戻り高値に進む、株式5分割など好感

■9月末を基準日として実施、投資額5分の1で済むため買い増加を期待

 オービック<4684>(東証プライム)は7月25日、次第高となり、後場寄り後は一段と上げて2万2160円(1080円高)をつけ、このところの出直り相場で戻り高値に進んでいる。24日の15時に第1四半期決算と株式5分割を発表し、好感買いが優勢。約2か月半ぶりに2万2000円台を回復している。

 株式5分割は、2024年9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を1株につき5株の割合で分割する。投資金額が5分の1になるため、同社株のような「万円」の株価の銘柄にとっては、新たな投資家層の参入が増える可能性が高まる。

 第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は、売上高が前年同期比602%増加し、営業利益は同7.0%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は同14.4%増加した。25年3月期の連結業績予想は全体に従来予想を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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