■電話/メール/ビデオ通話/SMSなど一元管理する「カイクラ」拡大へ
シンカ<149A>(東証グロース)は7月25日、急反発となり、午前10時過ぎにストップ高の912円(150円高、20%高)まで上げ、後場も9%高の850円前後で売買されて上場来の安値圏から大きく出直っている。午前、「大塚商会と業務提携を開始」と発表。折から全体相場が大幅安とあって、絶好の材料株として注目されたようだ。
発表によると、同社の主サービス「カイクラ」(電話/メール/ビデオ通話/SMSなど、様々なコミュニケーションアプリのやりとりを一元管理できるコミュニケーションプラットフォーム)について大塚商会<4768>(東証プライム)と代理店販売契約を締結した。大塚商会のお客様満足度の向上と業務効率化の実現をめざしていく。
シンカは2024年3月27日に株式を上場し、上場来の高値は翌28日の1912円。以後4か月にわたり調整基調を続けてきたが、7月に入ってからは下げ止まる傾向となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)