ジー・スリーホールディングス、プラントライフシステムズと合弁会社設立、菜種バイオ燃料事業に参入へ

■耕作放棄地活用、SAF燃料製造など、新たな成長戦略へ

 ジー・スリーホールディングス<3647>(東証スタンダード)は7月25日、プラントライフシステムズ(PLS社)との間で、菜種によるバイオ燃料および化粧品原材料の製造・販売を目的とした合弁会社「日本グリーン油田開発株式会社」を設立すると発表。新会社は、鹿児島県肝属郡肝付町に設立され、PLS社の「グリーン油田」プロジェクトを承継し、耕作放棄地を活用して菜種の作付面積を拡大していく。

 新会社は、ジー・スリーホールディングスが66.7%、PLS社が33.3%を出資し、資本金は3000万円。バイオ燃料や化粧品原材料の製造・販売に加え、将来的にはロケットグレードのSAF燃料の製造を目指す。これにより、地域農業の活性化や環境問題の解決を図っていく。

 新会社の設立は、ジー・スリーホールディングスの連結子会社として行われる。同社は、再生可能エネルギー事業やサステナブル事業を推進し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化していく。合弁会社設立による2024年8月期の連結業績への影響は軽微であるが、将来の業績向上に貢献すると期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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