ランドネット、不動産売買取引の電子契約サービス開始、契約書の電子化で利便性向上とコスト削減

■スマホで簡単、スピーディーに契約手続きが可能に

 ランドネット<2991>(東証スタンダード)は7月25日、7月18日から不動産売買取引における電子契約システムを自社開発し、本格的に稼働・サービスを開始したと発表。今回のサービスは、売買契約書の原本が電子ファイルとなり、書面への署名・押印が不要である。パソコンやスマホ、タブレットなどの画面上で簡単に電子署名が可能となり、現在は個人のお客様との買取契約で利用できる。今後は、対象となる契約及び機能の拡大が予定されている。

 契約後は、保存された契約書を「お客様マイページ」にて閲覧でき、いつでもダウンロードが可能。紙の契約書のように原本を紛失するリスクがなく、手続き画面では手続きの進め方が一目でわかる仕様となっている。事前に必要書類への入力ができ、手続き時間の短縮が可能である。対面の契約と異なり、場所の融通も効きやすく、忙しい方でも契約しやすい仕様である。

 同サービス導入の目的は、利便性向上、書類管理の簡素化、コスト削減にある。契約書類はPDF化され、オンラインで保管が可能となり、印紙代、製本費用、郵送代などのコストが削減できる。試験運用期間中の利用者からは、「簡単な操作で非常にわかりやすい」、「他社の電子契約では手書きサインが必要でスムーズでなかったが、今回はそのようなことがない」というコメントが寄せられている。ランドネットは、今後も不動産DXを積極的に取り入れながら、さらなる業績拡大を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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