■世界初!生分解性樹脂で造る「森になる建築」、大阪万博で実現
ダイセル<4202>(東証プライム)は7月26日、、大阪・関西万博の「森になる建築」に、同社が開発した生分解性の酢酸セルロース樹脂「CAFBLO」を提供すると発表した。この建築は、使用後に廃棄されるのではなく、自然に分解され、やがて森へと再生するという、持続可能な社会の実現を目指す取り組みの一環。
■使用後も自然に還る、持続可能な建築の未来
「森になる建築」は、世界最大級の3Dプリントによる生分解性構造物となり、紙や植物の種子などを用いた外装が特徴。ダイセルの「CAFBLO®」は、植物由来のセルロースを原料とする環境に優しい素材で、海洋生分解性も有している。
今回の取り組みは、ダイセルの「バイオマスバリューチェーン」構想の一環であり、持続可能な社会の実現に向けた同社の取り組みを象徴するもの。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)