エイトレッドの第1四半期決算は売上高が19%増加し営業利益は3%増加

(決算速報)

■年間配当は1株につき32円(前期比6円の増配)を予定

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)の2025年3月期・第1四半期決算は、クラウドサービスなどが引き続き堅調に推移し、売上高は前年同期比18.8%増の6億41百万円となり、営業利益は同3.2%増の2億13百万円となった。四半期純利益は同1.9%増の1億39百万円だった。

 少子高齢化や労働人口の減少等を背景に、労働生産性の向上が課題となる中で、既存システムの刷新やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進によるIT投資需要の高まりを受け、同社が展開するワークフローソフトウエアについても需要が拡大し堅調に推移した。 ワークフローソフトウエア『X-point』はクラウドサービスにシフトしたこと等により売上高が減少したが、『AgileWorks』はメジャーバージョンアップによるアップセルや、新規導入企業数が順調に増加したこと等により売上高が増加した。

 3月通期の業績予想は計画どおりに推移しているとして前回予想を継続し、売上高は28億円(前期比11.9%増)、営業利益は11億70百万円、当期純利益は7億84百万円(同9.8%増)とした。年間配当は1株につき32円(前期比6円の増配)を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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