大日本印刷、サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」導入へ
- 2024/7/26 12:06
- プレスリリース
■災害時対応の迅速化とサステナブルな調達の推進
大日本印刷(DNP)<7912>(東証プライム)は7月26日、8月1日からサプライチェーンのリスク管理クラウドサービス「Resilire」を導入すると発表。これにより、サプライチェーンの可視化、リスクの把握、緊急時の初動対応の迅速化を図っていく。自然災害や地政学リスクの増加に対応し、サプライチェーン全体のリスク管理を強化する狙いがある。
「Resilire」の導入により、災害発生時のサプライヤー状況把握の作業時間を約50%に低減できると試算している。また、サプライヤーとの連携を強化し、トレーサビリティの向上やリスクの低減を目指す。これにより、製品・サービスの安定供給を確保し、顧客企業や生活者の暮らしの維持・発展に貢献する。
今後、DNPは「Resilire」を活用してサプライヤー情報の連動を進めるとともに、人権デュー・ディリジェンスの推進、温室効果ガス排出量の削減、紛争鉱物の調査など、サステナビリティ関連のデータ連動も視野に入れた取り組みを加速させる方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)