■開会式は日本時間7月27日午前2時半パレード開始の予定
シキボウ<3109>(東証プライム)は7月26日の後場、一段強含む相場となり、1134円(18円高)まで上げて反発幅を広げている。今期の連結業績予想を営業利益12%増とするなど業績の堅調な銘柄だが、26日は、欧州時間の26日に開幕するパリオリンピック(パリ五輪)に関連して注目を集めている面もあるようだ。パリ五輪の開会式(日本時間7月27日午前2時半パレード開始)で、アラブ首長国連邦(UAE)の選手団が同社製の生地で作った民族衣装を着用して登場するもようだ。
7月19日、「アラブ首長国連邦(UAE)ナショナルオリンピック委員会に当社の民族衣装生地が採用され、贈呈式を開催」と発表した。アラブ首長国連邦(UAE)のオリンピック選手団が着用する民族衣装の生地として使用されるとした。
発表によると、同社では、40年以上にわたり中東地域への生地輸出を展開してきた。UAEの方々は民族衣装「カンドゥーラ」への深い愛着と、着心地や風合いに対する独自のこだわりがある。同社の生地はその品質とグレードの高さでUAEの方々に認められ、「SHIKIBO」「MERMAID」のブランドは民族衣装生地の「トップブランド」として現地では広く認知されているとのこと。2021年の東京オリンピックでは、UAE選手団が日本国産シルクで制作されたUAE国旗やスカーフを手に取って開会式に臨んだという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)