■中国の国有大手企業・上海展覧中心と高級アパートメントなどで連携
ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は7月30日、次第に強含む相場となり、3%高の95円(3円高)まで上げた後も堅調に売買されている。「横浜と上海を拠点に、不動産仲介、賃貸管理、住宅販売、サービス・アパートメント運営など、総合不動産サービス企業として、多岐にわたる分野でサービスを提供」(同社ホームページより)。中国の富裕層を対象にした事業展開に期待が強い。
横浜圏の富裕層向けマンションや投資物件では中国語での対応も可能。また、2023年12月には、上海市の中心部に所在する歴史的建造物「上海展覧センター」を保有することで広く知られる中国国有企業の上海展覧中心(集団)有限公司(以下、「上海展覧中心」)との間で、高級サービスアパートメントなどの領域においての業務提携意向協定を締結したと発表しており、中国の富裕層を対象にした事業展開が注目されている。今期・2024年12月期の連結業績予想(5月13日時点)は、売上高を36億78百万円(前期比73.0%増)、営業利益を94百万円(同76.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益を75百万円(同84.8%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)