綿半HDグループの綿半ホームエイドが熟成肉の販売を開始

■8月28日綿半スーパーセンター権堂店で「綿半熟成肉発売記念大試食会」を開催

 綿半ホールディングス(綿半HD)<3199>(東証プライム)は、グループ会社の綿半ホームエイド(長野県長野市)が、自社ブランド牛を熟成した「熟成信濃ゆうゆう牛」を新たに発売すると発表した。

 「信濃ゆうゆう牛」は、黒毛和種とホルスタインの交雑種。長野県の豊かな自然の中で伸び伸びと育てられ、和牛の美味しさを受け継いでいる綿半オリジナルのブランド牛である。バイヤーが目利きをし、一頭買いで仕入れているため、熟成肉に適した部位を使用することができる。

 また、信濃ゆうゆう牛は赤身が美味しい肉として知られており、熟成過程で赤身の旨味をさらに凝縮する作用があるため、信濃ゆうゆう牛と熟成の組み合わせは理にかなっている。

 熟成肉が美味しい理由は、適切な温度・湿度・期間で塊肉を熟成させることで、肉原体に含む水分を飛ばし、熟成中の過程においては、たんぱく質が分解され、うま味成分であるアミノ酸に変わると言われている。熟成前とは比べ物にならないほどのうま味と香味が備わり、肉を噛みしめた後の味や香りの余韻をより一層感じられる。

 熟成方法にはいくつかあり、綿半ではより熟成香が際立ち、うま味を最大限に引き出せる「ドライエイジング法」を採用。この方法は専用の設備機器とそれを使いこなせる人材が不可欠であるため、調理にも経験、知識のある人材が必要となる。

 そして、それを可能にしたのは綿半の経験豊富なスタッフである。綿半には生肉を熟成させる専用の設備があり、経験豊富なスタッフが多数在籍している。熟成肉を作る専用機器の扱いから、適した温度湿度、変化する肉の状態について、香り・色見・硬化の度合いで確認できるスタッフを育てている。

 なお、綿半ホームエイドでは、信濃ゆうゆう牛を使った熟成肉販売のスタートを機に、8月28日綿半スーパーセンター権堂店で「綿半熟成肉発売記念大試食会」を開催する。同権堂店ではホテル、飲食関係者およびマスメディア、食べ物系SNS運営者を招待し、公開試食会の実施を予定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2030年までに年間400万トンのCO2貯留を目指す  三菱重工業<7011>(東証プライム)は…
  2. ■シリーズAで約300億円を調達し日本市場を拡大  Sakana AI(東京都港区)は9月17日、…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■直下型の政局激震はリスク圏外の名証単独上場・重複IPO株へのシェルター軽減策も一法  踏んだり蹴…
  2. ■政治リスク下の資産防衛、産金株とバリュー株が浮上  米国大統領選挙が迫る中、トランプ前大統領の支…
  3. ■トランプ氏支持率上昇でNYダウ最高値、金価格も高騰  どうも「もしトラ」らしい。あと2週間後の1…
  4.  政局の不安定化や予想外のノーベル賞受賞など、「ざんねん」な展開が続いた前週から一転、今週は企業業績…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る