JR3社、京都駅でAI案内実験開始!多言語対応で外国人観光客も安心

■スマートフォンでスムーズな情報検索、駅利用がさらに快適に

 JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>(東証プライム)、JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)、近鉄(近畿日本鉄道)の3社は8月2日、京都駅において、AIを活用した新しい案内システムの実証実験を開始すると発表。このシステムは、利用者のスマートフォンでQRコードを読み込むことで、日本語、英語、中国語、韓国語など、多様な言語に対応した案内を受けることができる。

 京都駅は、関西を代表するターミナル駅であり、多くの国内外の観光客が利用する。今回の実証実験では、AIが駅構内の案内や周辺施設の情報、乗り換えに関する質問に答えることで、駅利用者の利便性向上を目指している。特に、外国人観光客にとっては、言語の壁なくスムーズに情報を取得できることは大きなメリットとなる。

 スマートフォンを利用するため、システム設置場所の混雑を避けることができ、多くの利用者が気軽に利用できるのも特徴だ。また、実証実験期間中に得られたデータは、今後のAIの機能向上に活用され、より精度の高い案内サービスの提供が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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