【株式市場】日経平均は朝安のあと堅調に転換し新規上場のAppBankは好発進

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8029円21銭(138円21銭高)、TOPIXは1483.88ポイント(13.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億4090万株

チャート13 15日前場の東京株式市場は、NY株式の157ドル安などが警戒されて日経平均は続落の始まりとなったが、海外で1ドル118円台に強含んだ円相場が同119円台の円安基調を回復したことなどからトヨタ自動車<7203>(東1)などが順次堅調に転換し、日経平均は10時過ぎに一時175円70銭高の1万8066円70銭まで上げた。上海株式が取引開始後に高くなったこともあり、主な株価指数はすべて高い。

横浜市の大規模マンションの一部が傾いた件を受けて昨日一時ストップ安の三井住友建設<1821>(東1)が急反発となり、代って旭化成<3407>(東1)が13%近く急落して前場の東証1部の値下がり率1位。一方、防振ゴムのデータ不正が出た東洋ゴム工業<5105>(東1)は反発。クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>(東1)が業績予想の増額などを好感して急伸し、エラン<6099>(東マ)は東証1部昇格などが好感されて急伸。プロパスト<3236>(JQS)は第1四半期決算などが好感されて急伸。

本日新規上場のAppBank(アップバンク)<6177>(東マ・売買単位100株)は買い気配をセリ上げて10時26分に公開価格1200円を46%上回る1750円で売買が成立し初値を形成した。スマートフォン向け人気ゲームの攻略サイトなど、人気アプリの紹介サイトなどを運営する。

東証1部の出来高概算は11億4090万株、売買代金は1兆215億円。1部上場1900柄のうち、値上がり銘柄数は1497銘柄、値下がり銘柄数は285銘柄となった。

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