■今期は上期まで各利益とも小幅な損失残るが通期で黒字を計画
ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は8月6日、急回復の相場となり、後場は一段と反発幅を広げて13時過ぎに15%高の230円(30円高)まで上げ、出直りを強めている。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーで、例年、8月10日頃に第1四半期決算を発表。株式市場関係者からは、この決算発表への期待やモータースポーツ向けエンジンパーツの製造などで「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」を応援していることなどが買い材料との見方が出ており、全体相場が5日の記録的な急落から回復するにつれて注目が再燃してきたようだ。
5月に発表した前3月期の決算では、今期・25年3月期の連結業績予想(24年4月1日~25年3月31日)について、上期は各利益とも小幅な損失を見込むが通期では売上高6.2%増加、営業利益は23百万円の黒字、親会社株主に帰属する当期純利益も12百万円の黒字を想定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)