シンフォニアテクノロジーは2日連続ストップ高、第1四半期好調なうえ第2・第4四半期に売り上げ集中の特性あり期待強まる

■第1四半期は営業利益3倍、受注高は59%増加

 シンフォニアテクノロジー<6507>(東証プライム)は8月7日、続伸基調で始まった後も次第高となり、午前10時30分にかけて2日連続ストップ高の3330円(基準値から500円高)まで上げて回復を連日強めている。半導体搬送装置や宇宙ロケット用の電装品、試験装置などの開発製造を行い、6日の14時前に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)の営業利益3.1倍などが好感され、6日後場から上げに拍車がかかる相場になっている。

 第1四半期は、受注高が前年同期比58.6%増加し、売上高は前年同期比11.8%増加、営業利益は3.1倍、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.5倍になった。通期の業績予想は5月に開示した従来予想を全体に継続したが、「事業構造として、公共・社会インフラ等の設備関連機器の売上が第2四半期(7~9月)及び第4四半期(1~3月)に集中する傾向がある」(決算短信より)ため、上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る