ファンデリーが13%高、業績堅調で全体相場の急落に巻き込まれた分の回復進む

■2年計画で東証スタンダード市場への移行を目指す

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は8月7日の後場、13%高の242円(27円高)で始まり、2日前の全体相場急落時につけた下値197円から大きく回復している。食事コントロールを通して血液検査の数値改善を目指す健康食宅配サービス『ミールタイム』の提供などを行い、業績は2024年3月期に各利益とも黒字化して回復傾向。7月31日に発表した第1四半期決算では、今期・25年3月期も本業ベースで一段の拡大を計画する。株価は全体相場の急落に巻き込まれた分を取り戻す相場になっている。

 今期・25年3月期の業績予想は、売上高を前期比16.1%増の30億72百万円、営業利益は同6.9%増の62百万円とし、営業外では前期拡大の反動減などにより経常利益は63.1%減の20百万円、当期純利益は同71.2%減の19百万円とするが、マーケティング事業で「3Q以降の計上見込み案件が多数あり、下期偏重の売上獲得となる見通し」(説明資料)とするなどで期待されている。2年計画で東証グロース市場からスタンダード市場への移行を目指し、26年3月までに課題をクリアする計画だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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