京写が3日続伸、全体相場の急落に巻き込まれた結果割安感強まる、今期20%増益予想

■予想1株利益44円34銭、株価はPER7倍台前半

 京写<6837>(東証スタンダード)は8月8日、3日続伸基調となり、5%高に迫る320円(16%高)まで上げた後も318円前後で堅調に売買され、全体相場の急落に巻き込まれた8月5日の下値261円から連日回復している。プリント配線板の大手で、7月31日に発表した第1四半期決算は好調。今期・2025年3月期の連結業績予想は営業利益が20.3%増、予想1株利益44円34銭で、予想1株利益からみた株価はPER7.2倍に過ぎず、割安に投資できる好機となっている。

 第1四半期(2024年4~6月)は、売上高が前年同期比2.2%増加し、営業利益は同5.1%増加した。国内では自動車生産調整の影響と原材料及び製造経費等の高騰により減益となったが、海外は最新拠点であるベトナムで引き続き北米向けの自動車関連分野の受注が好調に推移して増益となり、中国では受注減にあわせたコスト改善を進め、付加価値の高い自動車向け金属基板が増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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