ハピネットは上場来高値に迫る、第2四半期の業績予想を大幅増額修正、ストップ高

■利益率の高い商品や事業、市場の拡大を取り込み好調に推移

 ハピネット<7552>(東証プライム)は8月9日、急伸一段高となり、午前9時30分前からストップ高の3710円(700円高、23%高)で売買されている。8日位の15時に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)の営業利益など各利益が前年同期比5~6割増加し、第2四半期の業績予想の大幅な増額修正も発表。好感買いが集中して約2か月前につけた実質的な上場来の高値3780円(24年6月17日)に迫っている。

 第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は、売上高が前年同期比0.1%の増加だったが、営業利益は同50.3%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同63.6%増加した。「比較的利益率の高い玩具事業やアミューズメント事業がヒット商品や市場の拡大を取り込み好調に推移した」(決算短信より)。

 これを受け、第2四半期の業績予想(24年4~9月・累計、連結)を全体に大幅増額修正し、営業利益は従来予想を57.9%上回る見込みに見直した。一方、3月通期の予想は、最大の商戦期になるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明なため、修正は行っていないとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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