松屋R&Dが後場一段高、第1四半期の営業利益2.2倍など好感、8月5日の下げを完全に奪回

■通期の業績予想は据え置いたが各利益とも進ちょく度高い

 松屋R&D(松屋アールアンドディ)<7317>(東証グロース)は午前11時30分に第1四半期決算(2024年4~6月・連結)を発表し、株価は後場一段高となって一時ストップ高の616円(100円高、19%高)まで上げ、日経平均の過去最大の大幅安につられて下げた8月5日の下げ幅を完全に奪回し、8月2日以来の600円台を回復している。

 第1四半期は、セイフティシステム事業における縫製自動機で前期に続きインドのエアバッグメーカー向けの販売が好調に推移し、新たにエアバッグ縫製自動ラインやレーザー裁断機を受注するなどで好調に推移し、売上高は前年同期比18.0%増加し、営業利益は2.2倍に、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.7倍になった。3月通期の連結業績予想は5月に開示した前回予想を全体に据え置いたが、営業利益は通期予想の32%を達成するなど、各利益とも進ちょく度が高いため期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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