【株式市場】日経平均は大幅反発し新規上場のAppBankは後場一段高

株式

◆日経平均の大引けは1万8096円90銭(205円90銭高)、TOPIXは1490.72ポイント(19.89ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億7978万株

チャート13 15日後場の東京株式市場は、欧州時間の本日からEU(欧州連合)首脳会議が予定され、S&P500種の株価指数先物が夜間取引で上げていると伝わり、日経平均は13時前後に一段高の279円67銭高(1万8170円67銭)まで上げて反発幅を広げた。上海株式が取引開始後に高くなったこともあり、主な株価指数はすべて高い。

 後場は、富士重工業<7270>(東1)がSMBC日興証券による目標株価引き上げなどを好感して一段強い動きとなり、東洋ゴム工業<5105>(東1)が引き続き強く、武田薬品工業<4502>(東1)は一段ジリ高。ボルテージ<3639>(東1)は四半期決算への期待などが言われて急伸し、プロパスト<3236>(JQS)は14日発表の四半期決算の好調などが言われてストップ高。横浜のマンションが傾いた件を受け、昨日一時ストップ安の三井住友建設<1821>(東1)が急反発となり、代わって旭化成<3407>(東1)が急落した。

 本日新規上場のAppBank(アップバンク)<6177>(東マ・売買単位100株)は買い気配をセリ上げて10時26分に公開価格1200円を46%上回る1750円で売買が成立し初値を形成。後場2150円まで上げ、終値は2150円。スマートフォン向け人気ゲームの攻略サイトなど、人気アプリの紹介サイトなどを運営する。

 東証1部の出来高概算は21億7978万株(前引けは11億4090万株)、売買代金は2兆1763億円(同1兆215億円)。1部上場1900柄のうち、値上がり銘柄数は1609(同1497)銘柄、値下がり銘柄数は223(同285)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、医薬品、サービス、その他製品、情報・通信、パルプ・紙、陸運、卸売り、証券・商品先物、その他金融、非鉄金属、建設などとなった。

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