■通期の業績予想は据え置いたが引き続き積極投資の効果に期待
オープンワーク<5139>(東証グロース)は8月13日、朝の取引開始後にストップ高の528円(80円高、18%高)まで上げて売買され、後場もストップ高で売買されながら急伸相場となっている。前取引日の9日に発表した第2四半期決算(2024年1~6月・累計、非連結)は営業利益が前年同期比7.9%減だったが、「2Q(第2四半期)単体では営業利益399百万円で過去最高」(決算説明資料より)としたことなどが注目され、期待が広がっている。
発表によると、2Qの営業利益は、「集中的な広告投資を行った1Q時(営業利益:69百万円)から利益は大きく増加」(同)した。中途、新卒採用市場とも引き続き活況。クチコミ数は前年同期比14.4%増加し、Web履歴書は同33.5%増加。TVCM効果により社会人のWeb履歴書の増加ペースが好調だった。12月通期の業績予想は全体に据え置いたが、「下期は採用による人件費の増加、翌期に向けた広告投資を予定」(同)としたため、その効果が2Qの大幅増加と同様の形で出てくる期待がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)