オンコリスバイオは後場一段と出直る、「テロメライシン」の発表に続き第2四半期決算を好感

■第2四半期累計決算は各利益とも損失改善、注目強まる

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は8月13日、前後場とも一段高となって出直りを強め、14時前には16%高の603円(84円高)まで上げて約3週間ぶりに600円台を回復している。8月6日付で「食道がん及び胃食道接合部がんへのテロメライシン(OBP-301)と化学放射線併用療法Phase1試験に関する最終症例組入れ完了のお知らせ」を発表して注目が強まり、9日に発表した第2四半期決算(2024年1~6月・累計)で各利益とも損失が改善し、一段と注目されている。

 第2四半期累計決算は、売上高が前年同期比50.2%減だったものの、経常利益は752百万円の損失で前年同期の867百万円の損失から約13%の改善だった。中間純利益も約13%改善した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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