■大阪拠点とあって大阪万博で感染対策が講じられる場合は有利の見方
川本産業<3604>(東証スタンダード)は8月15日、一段と出直って始まり、取引開始後は13%高の810円(91円高)まで上げ、取引時間中としては8月1日以来約2週間ぶりに800円台を回復している。医療用・衛生材料の総合サプライヤーで、「WHO(世界保健機関)が緊急事態宣言、エムポックス(サル痘)の感染拡大で」(ロイターニュース8月15日午前8:31)と伝えたことなどが買い材料視されている。新型コロナ流行の初期に活況高となった実績があるため注目が強まったようだ。
同社は大阪本社で大阪工場が主力。このため、大阪万博に向けて感染対策が講じられるような場合は有利といった期待や思惑から注目する見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)