■非連結決算に移行、単純比較で営業利益28.6%増益など好調
協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は8月15日、再び回復を強める相場となり、14時にかけて本日の現在高になる1655円(32円高)まで上げ、3日続伸基調となっている。日経平均が史上最大の下げ幅を記録した8月5日から2日後の7日に第1四半期決算(2024年4~6月)を発表。以後、断続的に値上がりして回復を強めている。
第1四半期決算は、23年7月に連結子会社を吸収合併したため個別決算に移行。前年同期と単純比較すると営業利益が28.6%増の18百万円となり、四半期純利益は25%増の10百万円で好調な推移となった。25年3月通期の連結予想は5月に開示した予想を全体に据え置き、売上高は55億円(前期比0.6%増)、営業利益は350百万円(同23.5%増)、当期純利益は230百万円(同10.9%減)、1株利益は192円02銭。通期での営業利益率は前期の5.2%から6.4%へと大きく向上する見込みで、1株利益から見た株価はPER8.5倍前後になり、割安感の強い位置にあるといえる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)