【株式市場】日経平均は284円高、景気敏感株など買われ4日続伸、国内GDP好調など好感

◆日経平均は3万6726円64銭(284円21銭高)、TOPIXは2600.75ポイント(18.85ポイント高)ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は「平常」に戻り8億8843万株

 8月15日(木)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東証プライム)や三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)などが一段と上げて始まり、雪印<2270>(東証プライム)やブリヂストン<5108>(東証プライム)は大引けにかけて一段高など、国内GDP好調など受け景気敏感株への買いが活発化する相場となった。前場上げた銀行株も三菱UFJフィナンシャルG<8306>(東証プライム)は一段ジリ高。次期首相・政権への漠然とした期待があるもよう。半導体株も東京エレク<8035>(東証プライム)は後場寄り後から中盤にかけて本日の高値などしっかり。日経平均は寄り後に本日の高値となる3万6885円16銭(442円73銭高)をつけ、その後は一進一退に転じたが大引けは4日続伸となった。

 後場は、ネットプロHD<7383>(東証プライム)が大引けまで買い気配のままストップ高を続け第1四半期の黒字転換など好感。ベース<4481>(東証プライム)は四半期決算と自社株買いが好感されて一段と上げストップ高。ユニバーサル園芸社<6061>(東証スタンダード)は一段と上げ株主優待の拡充と連続増益決算など好感され大引けはストップ高。プレシジョン・システムS<7707>(東証グロース)は今期の赤字大幅改善予想の決算など好感されて一段と上げ終盤にストップ高。日本出版貿易<8072>(東証スタンダード)は書籍流通大手からのTOB(公開買付)を受け大引けまで買い気配のままストップ高。JTOWER<4485>(東証グロース)は米国のデジタルインフラ企業による買収を受けてストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億5093万株(前引けは8億8843万株)、売買代金は4兆4035億円(同2兆2284億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1018(同1153)銘柄、値下がり銘柄数は577(同445)銘柄。

 東証33業種別指数は26業種が値上がり(前引けは陸運、サービスを除く31業種が値上がり)し、銀行、証券商品先物、石油石炭、海運、非鉄金属、輸送用機器、金属製品、パルプ紙、機械、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る