JRC、高橋汽罐工業の全株式を取得し子会社化、トータルソリューション事業を強化
- 2024/8/20 08:31
- IR企業情報
■発電所など幅広い業界への展開加速
JRC<6224>(東証グロース)は8月19日、取締役会で高橋汽罐工業(本社:横浜市鶴見区)の全株式を取得し子会社化することを決議したと発表。高橋汽罐工業は直前事業年度の純資産の額が、当社の純資産の額の100分の30以上に相当するため、当社の特定子会社に該当する。
JRCは屋外用ベルトコンベヤ部品の設計・製造・販売を主軸とし、近年はメンテナンスやソリューションにも注力している。高橋汽罐工業は1963年設立以来、発電所や大手製紙・食品会社の工事業務で実績を持ち、機械器具設置や配管作業などで高い技術力を有している。
同株式取得により、JRCと高橋汽罐工業のリソース統合で現場対応力が強化される。JRCの販売網と高橋汽罐工業の技術力融合で、付加価値の高いコンベヤソリューション提供が可能となる。グループ全体のサービス提供範囲拡大や、高橋汽罐工業の永続的成長と収益力向上も期待される。JRCグループは、エンドユーザーの課題に対し一気通貫のトータルソリューションサービスを提供し、社会課題解決に貢献する企業グループとしての役割を拡大していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)