サイゼリヤがベトナムに100%子会社設立、アジアでの事業拡大目指す

サイゼリヤ

■約8億円の資本金で2024年9月に現地法人設立予定

 サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は8月20日、取締役会において、ベトナムに100%子会社を設立することを決議したと発表。新会社「ベトナムサイゼリヤ」(仮称)は、2024年9月に設立予定で、資本金は約8億円を見込んでいる。この決定は、同社のアジア地域での好調な販売実績に基づくものであり、アジア市場における同社のサービスの受容性の高さを示している。

 同社は現在、日本国内をはじめ、上海、広州、北京、台湾、シンガポールでレストラン「サイゼリヤ」を展開している。新たに設立されるベトナム子会社は、同国でのレストラン「サイゼリヤ」の展開を主な事業内容とし、ベトナムにおける事業のさらなる拡大を図っていく。この動きは、同社のアジア地域における事業戦略の重要な一歩となる。

 2024年8月期の連結業績に与える影響は軽微であると見込んでいるが、今後、連結業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合には、速やかに情報開示を行うとしている。この海外展開により、サイゼリヤのグローバルな事業拡大がさらに加速することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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