シーアールイー、インドネシアに大型物流施設を竣工、環境配慮型施設で事業拡大

■日本企業がインドネシアの物流インフラ整備に貢献

 シーアールイー<3458>(東証プライム)は8月21日、同社の連結子会社であるCRE Asia Pte. Ltd.が出資するCella Management Pte. Ltd.傘下のマネジメント会社が参画する第1号プロジェクト「Cella Argya Logistik Warehouse」が2024年7月に竣工したと発表。西ジャワ州チカランに位置するこの施設は、大手多国籍物流企業向けに特別設計されたBTS型の平屋建て倉庫2棟で構成されている。

 同プロジェクトは、有効高14m、床荷重4t/平方メートルの仕様で、インドネシアのEC市場と物流の急成長に対応した設計となっている。主な特徴として、多様な保管ニーズに対応可能な広々としたスペース、重量物保管が可能な床荷重、自動スプリンクラーシステムによる安全性確保、20台のドックレベラーによる荷役作業の効率化などが挙げられる。

 環境面では、人感センサー付き照明やソーラーパネルの設置、壁面緑化やジョギングコースの完備など、環境に配慮した取り組みも行われている。シーアールイーは日本国内で約1600物件、約202万坪の不動産管理運営を行う物流不動産専業の最大規模の管理会社であり、ASEAN地域への展開も進めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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