■消却は9月20日付で2500万株(発行式数の5.54%)
システナ<2317>(東証プライム)は8月22日、一段高となり、午前10時過ぎに7%高の398円(27円高)まで上げた後も390円台で売買され、2日ぶりに年初来の高値を更新している。21日の夕方に自社株買いの満額取得完了と取得した株式の消却、新たな自己株式取得(自社株買い)の開始、などを発表し、好感買いが先行している。
2024年5月14日から25年5月13日までの予定で取得上限2500万株、総額100億円の規模で実施してきた自社株買いの累計取得株数が24年8月21日(約定ベース)現在で上限の2500万株に達したため、これをもって終了すると発表した。同時に、24年9月20日を消却予定日として2500万株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.54%)を消却するとした。また、新たな自己株式取得(自社株買い)を、上限500万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.37%)、総額20億円(上限)の規模で24年8月22日(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)