【株式市場】日経平均は259円高、後場は一進一退だが反発、2日ぶりに3万8000円台を回復

◆日経平均は3万8211円01銭(259円21銭高)、TOPIXは2671.40ポイント(6.54ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は13億4022万株

 8月22日(木)後場の東京株式市場は、出来高がいま一つ低調な中で、主力株が単発的に買われる様子となり、伊藤忠<8001>(東証プライム)や日本郵船<9101>(東証プライム)が前場より強い値動きを見せ、前引けにかけて値を消したソニーG<6758>(東証プライム)は中盤まで軟化したが終盤は持ち直した。日経平均が3万8000円を回復して目先的な達成感があるため、個別株も先駆高銘柄は見送られ出遅れ感や割安感のある銘柄に買いがシフトしたとの見方も。日経平均は前引けより90円ほど安い146円高で始まり、中盤に16円高まで値を消したが徐々に回復し、大引けは終値で2日ぶりに3万8000円台を回復し前日比で反発した。

 後場は、ミガロHD<5535>(東証プライム)が一段と上げオール顔認証マンションの完売など材料視。メルカリ<4385>(東証プライム)は後場寄り後に一段強含んで売買交錯となり投資ファンドの保有など材料視。テクマトリックス<3762>(東証プライム)は21か国語で同時通訳可能な端末に注目集まり一段高。ピクセルC<2743>(東証スタンダード)は14時過ぎから急伸しストップ高となり生成AI向け小型データセンターソリューションなど材料視。Will Smart<175A>(東証グロース)は一段と上げて中盤からストップ高となりレンタカー貸渡業務の無人化システムの導入事例開示に注目集まった様子。SBIレオスひふみ<165A>(東証グロース)は株式8分割など好感され大引けまで種時t買い気配のままストップ高。タイミー<215A>(東証グロース)は3日連続で上場来の高値。

 東証プライム市場の出来高概算は13億4022万株(前引けは6億6328万株)、売買代金は3兆6468億円(同1兆8504億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1033(前引けは916)銘柄、値下がり銘柄数は547(同671)銘柄。

 東証33業種別指数は22業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、医薬品、倉庫運輸、化学、食料品、小売り、石油石炭、繊維製品、サービス、情報通信、電力ガス、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■使途不明の企業借入金が2割超に、金融機関の貸出にも影響  東京商工リサーチが実施したアンケート調…
  2. ■日常会話とオリジナルストーリーを楽しめる新感覚サービス  博報堂DYホールディングス<2433>…
  3. ■国内最大規模のダンスミュージックフェス、公式チケット先行受付開始  GMOインターネットグループ…
2024年9月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■アメリカ大統領選挙と利下げ効果、住宅関連銘柄に期待高まる  住宅関連株は厳しい経営環境にもかかわ…
  2. ■歴史は繰り返すのか?上方修正相次ぐ住宅関連株に再び脚光、今後の相場を占う  「歴史は繰返さないが…
  3. ■オーナーチェンジと成長するJリーグ、投資機会広がる  秋の到来とともに、スポーツ界では「天高く馬…
  4. ■優勝争いにオーナーチェンジも絡むJリーグ関連株に先手妙味  秋の諺で「天高く馬肥ゆる秋」がある。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る