【株式市場】NY株高など好感し補正予算への期待もあり日経平均は大幅続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の前引けは1万8343円31銭(246円41銭高)、TOPIXは1510.71ポイント(19.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)10億4676万株

チャート4 16日前場の東京株式市場は、NY株式の217ドル高や円安基調などが好感されて株価指数先物が先行高となり、日経平均は203円高の1万8300円台で始まった後も上値を追い、中国株の続伸スタート後は300円62銭高(1万8397円52銭)まで上げた。横浜市の大規模マンションが傾いた問題で昨日急落した旭化成<3407>(東1)は堅調転換し、日経平均の前引けは246円41銭高(1万8343円31銭)となった。主な株価指数はすべて高い。

 補正予算に関する期待や臨時国会を開催する観測などがあり、三井不動産<8801>(東1)を含めて不動産株が軒並み高いほか証券株やその他金融株なども堅調。任天堂<7974>(東1)が米ゲーム企業への出資など注目されて上げ、業績予想を大幅増額した綿半HD<3199>(東2)、好業績の観測報道が出たモバイルファクトリー<3912>(東マ)なども高い。上場2日目のAppBank(アップバンク)<6177>(東マ・売買単位100株)は500円高のストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億4676万株、売買代金は1兆503億円。1部上場1901柄のうち、値上がり銘柄数は1234銘柄、値下がり銘柄数は528銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、不動産、その他金融、倉庫・運輸、その他製品、保険、などとなっている。

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