ぐるなびFineOrder、クオリカと連携し大戸屋が全国の店舗へ導入を拡大
- 2024/8/26 13:18
- IR企業情報
■モバイルオーダーで飲食店DXを加速
ぐるなび<2440>(東証プライム)は8月26日、同社が提供するモバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」が、TISインテックグループのクオリカと連携を開始したと発表。この連携により、コロワイドグループの大戸屋ホールディングス<2705>(東証スタンダード)が全国の店舗で「ぐるなびFineOrder」を導入拡大する。ぐるなびとクオリカは、今後も大手チェーンを中心にモバイルオーダーの普及を目指し、連携を強化する予定である。
「ぐるなびFineOrder」は、2021年7月のリリース以来、人手不足が深刻化する飲食店のDX化を支援してきた。特に現場従業員をサポートするぐるなび社員の取り組みが評価され、月次利用継続率は99%に達している。クオリカが提供する「TastyQube Growth」との連携により、店舗管理からPOSシステムまで一貫してデジタル化を推進し、飲食店の運営効率を大幅に向上させることが可能となった。
大戸屋は、2022年11月から「ぐるなびFineOrder」を試験導入し、今回の連携を契機に全国展開を決定した。これにより、大戸屋はオーダーから調理、会計までのプロセスをシームレスに連動させ、業務効率化と販売促進を図る計画である。ぐるなびとクオリカは、今後もAIソリューションを活用した新サービスの提供を視野に入れ、飲食業界のデジタル化をさらに推進する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)