エア・ウォーター、Rapidus社の最先端半導体工場向け「CMPスラリー調合・供給システム」を受注
- 2024/8/26 14:06
- IR企業情報
■半導体製造の自動化・安定供給を支援
エア・ウォーター<4088>(東証プライム)は8月26日、Rapidusが北海道千歳市に建設中の最先端半導体工場「IIM-1」向けに、「CMPスラリー調合・供給システム」を受注したと発表。このシステムは、スラリーの濃度や粒子径を高精度に調合し、安定的に供給する機能を持つ。2006年から米国企業との提携に基づく技術を活かして設計・製造され、多数の実績を持つ。
今回の受注は、半導体工場向け供給システムの導入実績と、自動化技術を組み合わせた安定供給体制が評価されたものである。RapidusのIIM-1は、AIや自動運転に必要な2nm以下の最先端ロジック半導体を製造する施設であり、2025年4月にはパイロットラインの稼働、2027年には量産を開始する予定である。
エア・ウォーターは今回の受注を機に、国内の半導体工場向けに供給システムやソリューション提案をさらに推進し、半導体製造の自動化、省人化、安定操業に寄与していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)