■「日本勢に特需」と伝えられ業績への寄与などに連想
三井E&S・HD(三井E&Sホールディングス)<7003>(東証プライム)は8月27日、次第に上げ幅を広げて午前11時過ぎに14%高の1398円(175円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に顔を出している。「港湾クレーンで日本勢に特需、米、中国製追い出しへ3兆円投資、三井E&S、35年ぶり案件」(日本経済新聞8月27日付朝刊)と伝えられており、業績への寄与などに連想が高まった。
三井E&S・HDでは、8月8日付で「米国における港湾クレーンの検討状況について」とのリリースを発表しているが、報道では、「安全保障上の懸念が出ているためだ。米政権は中国製の追い出しを念頭に、3兆円規模の港湾インフラ投資を決めた。日本企業への投資が増えるなど、勢力図が変わるとの見方もある」などとし、注目が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)