SBIホールディングス、国内半導体産業の再興を目指しPFNに最大100億円の出資を予定

■生成AI需要の高まりに対応、高性能・低消費電力半導体開発へ

 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)とPreferred Networks(本社:東京都千代田区:PFN)は8月27日、次世代AI半導体の開発および製品化を目指し、資本業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。PFNは、AI技術の実用化に必要なハードウェアからソフトウェアまでを一貫して開発・提供するスタートアップであり、自社開発のAI半導体「MN-Coreシリーズ」が注目を集めている。

 同提携により、SBIグループはPFNの次世代AI半導体開発を強力にサポートする予定であり、主に共同研究・開発、製造プロセスにおける後工程の連携、資金調達面での協力を検討している。特に、国内での半導体生態系の構築と地方産業の活性化に向けて、SBIグループはPFNに最大100億円規模の出資を計画している。

 この提携は、日本政府の半導体・デジタル産業戦略とも連携し、国内のデジタルインフラ整備と経済安全保障を強化する一環として位置づけられている。今後も両社は、次世代AI半導体の社会実装を通じて、日本の産業発展と地域振興に貢献していく予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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