■第2四半期決算の損失大幅改善し証券会社が投資評価をアップ
楽天グループ<4755>(東証プライム)は8月28日、一段高となり、午前10時過ぎに10%高の1032.0円(90.1円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新し、2022年4月以来の1000円台に進んでいる。23日に大手証券による目標株価の引き上げが伝えられ、第2四半期決算の損失大幅改善などが見直されている上、26日に日本航空<9201>(東証プライム)と共同で、「『JAL楽パック』の累計利用者数が500万人を突破」と発表したことなどが買い材料になったようだ。
発表によると、日本航空(以下「JAL」)、楽天グループ、(株)ジャルパックの3社が、旅行予約サービス「楽天トラベル」上で提供するダイナミックパッケージ商品「JAL楽パック」の累計利用者数が、2010年9月の販売開始以来500万人を突破した。3社はこれを記念して「楽天トラベル」上で「利用者500万人達成記念 JAL楽パック感謝祭」と題したキャンペーンを26日から実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)