【季節の一枚】秋の三崎港周辺

海に向かう混雑した道をバスに揺られて30分ほど。下りるとキラキラと光る秋の青いきれいな海、さらに潮の香りに混じって魚介を焼く臭いが迎えてくれた。早速、新鮮な魚と思ったが、駅前に並ぶ海鮮レストランはどこも順番待ちばかり。先に、周辺をひと回り。

「三崎港バス停」のすぐ前は海。日本で1,2位の水揚げ量といわれるマグロの港ということで大きい漁港を想像していたが、思ったよりコンパクトだった。多くの漁船は漁に出ているのだろう、岸壁は家族連れや釣り糸を垂らす人のはしゃぐ姿が多かった。城ヶ島を?ぐ白い橋が青い波と青い空をくっきり仕切っている。

港に並ぶように建つ平屋の市場は多くの人でにぎわっている。でっかい、マグロもぶら下がっている。さすが、マグロの本場だ。特選、刺身定食が実に旨かった。城ヶ島まで渡れば、太平洋を臨むすばらしい景観が広がっているのだろうが、次回に回して、代わりにタクシーで半島の西側をドライブしてもらった。

「油壺」。別荘地として人気があるんです。以前は中村錦之助さんの別荘があり、今はキャスターの安藤優子さんの別荘があります、と運転手さん。聞けば、運転手さんは、生まれ育った東京を引上げて数年前から移り住んでいることだ。「お客さん、写真撮るならここがスポットですよ。霞んでいなければヨットの向こうに富士山がくっきりと見えますよ」と路肩に車を止めてくれた。富士山のよく見える冬にまた来ますと、京浜急行電鉄の三崎口駅に向ってもらった。

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