■第1四半期決算は営業利益24%増加など好調
円谷フィールズHD(円谷フィールズホールディングス)<2767>(東証プライム)は8月29日、一段高となり、午前10時には2050円(72円高)前後で売買され、2023年10月以来の2000円台に進んでいる。8月9日に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)が営業利益24%増加などと好調だった上、グループのコンテンツ&デジタル事業の中核を担う(株)円谷プロダクションが小学館や米国企業と共同でコミック作品を8月14日に日米同時リリースすると7月に発表済みで、こちらへの期待も強いようだ。
第1四半期の連結営業利益は前年同期比24.4%増の25億19百万円だった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は152億円(前期比28.5%増)。決算短信では、ウルトラマンシリーズの商品力強化として、10月に新たなトレーディングカードゲームが15ヵ国同時に発売されるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)